金融庁が無登録業者情報を更新 日銀「主な意見」と米雇用統計も確認する1週間 9月28日号
発行日:2026年9月28日(月)
先週の対象期間:2026年9月21日(月)00:00~9月27日(日)23:59 JST
今週の対象期間:2026年9月28日(月)00:00~10月4日(日)23:59 JST
調査基準:2026年9月28日 09:00 JST
9月最終週は、金融庁による無登録業者情報の更新をはじめ、取引サービスを利用する前に確認しておきたい情報が出ています。
今週は、日本銀行の金融政策関連資料や短観、米国の雇用統計など、経済関連の公表予定も続きます。「何が上がる、下がる」と予測するのではなく、どの情報が、いつ、どこから公表されるのかを整理していきましょう。
オープニング

瀬戸陽斗:「おはようございます。9月もいよいよ最終週です。今週も『週刊タイアンブリッジニュース』、始めていきましょう!」
柏木理乃:「今週は、金融庁が更新した無登録業者の情報から確認します。海外FXやバイナリーオプションなどのサービスを調べている方にとっても、登録状況をどう確認するかは大切なポイントですね。」
瀬戸陽斗:「そして経済では、日銀の資料に短観、さらに週末にはアメリカの雇用統計。今週も確認するものがいろいろあります。」
柏木理乃:「では、先週の動きからサクッと振り返りましょう。」
1. サクッと先週まとめ|金融庁の無登録業者情報とNISA・日銀資料の更新

① 金融庁が9月25日、無登録業者情報を更新
金融庁は9月25日、「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」を更新しました。
9月掲載分には、インターネットを通じて店頭デリバティブ取引を勧誘していたとして警告書が発出された、国内・海外所在の複数の事業者が含まれています。具体的な事業者名や勧誘の内容は、金融庁のHTML版で確認できます。
② NISA関連の公式資料も更新
金融庁は9月24日、NISAのつみたて投資枠対象商品に関する情報を更新しました。
「つみたて投資枠対象商品の概要について」の最終更新日は9月24日と表示されています。
③ 日銀関連では9月24日に総裁会見資料
日本銀行は、9月18日の金融政策決定会合後に行われた植田総裁の記者会見資料を9月24日に掲載しました。日銀の公表予定では、先週後半にもBIS国際資金取引統計など複数の統計が予定されていました。
瀬戸陽斗:「こうして見ると、派手なニュースだけじゃなくて、“公式情報が更新された日”を追うことも大事なんですね。」
柏木理乃:「そうですね。特に登録状況や制度は、昔の記事だけで判断せず、公式ページの更新日も一緒に見るようにしたいところです。」
2. 今週のメインニュース|「一覧に載っていない=問題なし」ではない
金融庁が無登録業者情報を更新「載っている・載っていない」だけで判断しない
今週のメインニュースは、9月25日に更新された金融庁の無登録業者情報です。
金融庁の説明によると、このページに掲載されるのは、無登録で金融商品取引業を行っているとして金融庁または財務局が警告書を発出した者です。
今回の9月掲載分では、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたとされる複数の事業者が掲載されています。
ここで特に重要なのが、金融庁自身が掲載情報について注意事項を示していることです。
この一覧に掲載されていないことが、その事業者に問題がないことを意味するものではありません。
金融庁は、掲載対象は警告書を発出した時点で無登録営業を行っていることが確認された者であり、一覧に掲載されていない者でも無登録営業に該当する行為を行っている可能性があると説明しています。
また、掲載されている情報についても、必ずしも現在の営業状況や現在の所在地などを示しているわけではないとしています。

瀬戸陽斗:「北川さん、つまり“名前が検索で出てこなかったから大丈夫”とは言えないんですね。」
北川直人:「はい。そこは非常に大事です。金融庁の警告一覧は確認材料のひとつですが、“一覧にない=登録済み”という意味ではありません。」
瀬戸陽斗:「では、実際には何を確認すればいいのでしょう?」
北川直人:「まず、金融商品取引業を行うサービスについては、金融庁の登録を受けた事業者なのかを公式情報から確認します。バイナリーオプションについても、金融庁は、日本居住者に対して業として取引を提供する場合には金融商品取引業の登録が必要だと注意喚起しています。」
瀬戸陽斗:「海外でライセンスがある、と書いてあるだけでは日本での登録確認にはならない、と。」
北川直人:「その通りです。金融庁も、海外で金融商品取引のライセンスを持っている場合でも、日本で登録を受けずに日本居住者へ金融商品取引を業として行うことについて注意を促しています。」
今週の確認ポイント
事業者を確認するときは、

という順番で確認しておきましょう。
3. ひと息リフレッシュ|座ったままで肩まわりをゆるめる4ステップ
ここで少し休憩です。
今日は松岡健司先生と、長時間画面を見たあとに座ったままできる簡単なリフレッシュをやってみます。
松岡健司:「今日は難しい運動ではありません。同じ姿勢で固まりがちな肩まわりを、座ったまま一度ゆるめてみましょう。」
瀬戸陽斗:「これは座ったままで大丈夫ですか?」
松岡健司:「はい。無理のない範囲でやってみましょう。」
柏木理乃:「デスクワークの合間にできるので、さっそくやってみます。」

STEP 1 背中を軽く起こす
椅子に深く座り直して、背筋を軽く伸ばします。無理に胸を張る必要はありません。自然に座れる姿勢で大丈夫です。
STEP 2 肩をゆっくり持ち上げて戻す
息を止めずに、肩を耳に近づけるようにゆっくり持ち上げて、ストンと下ろします。これを2~3回程度、ゆっくり繰り返します。
STEP 3 肩を前から後ろへゆっくり回す
肩を大きく、前から後ろへゆっくり回します。動かしやすい範囲で構いません。
STEP 4 最後に腕を自然に下ろす
腕を自然に下ろして、肩や首まわりの力を抜きます。最後に一度、深くゆっくり呼吸します。
松岡健司:「はい。“大きく動かす”より、“無理をしない”ことを優先してください。痛みや強い違和感がある場合は無理に続けないでください。体調に合わせて休むことも大切です。」
4. 取引・業界チェック|「登録番号らしい表示」だけで判断しない
今週はメインニュースに続いて、登録確認の実務をもう一段掘り下げます。
金融庁が9月25日に更新した一覧には、登録を受けた金融商品取引業者の商号や登録番号などを詐称していたとされる事例も掲載されています。
つまり、ウェブサイト上に「金融商品取引業者」「関東財務局長(金商)第○号」といった表示があるだけでは、確認は終わりません。

森川真帆:「今週ぜひ覚えておきたいのは、“番号が書いてあること”と、“その番号が本当にその事業者のものか”は別だということです。」
瀬戸陽斗:「見た目がそれっぽいと、そこで安心してしまいそうです。」
森川真帆:「だからこそ、サービス側のページだけを見るのではなく、規制当局側の情報と照合する必要があります。」
瀬戸陽斗:「名前も完全一致で見る必要がありますね。」
森川真帆:「そうですね。サービス名、法人名、登録主体が別になっている場合もあります。入金や本人確認を進める前に、誰と契約するのかを確認しておきたいところです。」
5. マネーブリーフィング|今週は日銀資料が集中、10月2日は米雇用統計
今週は、日本と米国の経済関連スケジュールを確認しておきたい1週間です。
日本銀行の9月25日更新の公表予定によると、9月28日8時50分に7月30・31日開催分の金融政策決定会合議事要旨(本号発行時点で公表済み)、10月1日8時50分に9月17・18日開催分の「主な意見」が予定されています。
さらに10月1日には、日銀短観の9月調査概要・要旨も公表予定です。
米国では、米労働統計局が10月2日午前8時30分(米東部時間)に9月雇用統計を公表する予定としています。

瀬戸陽斗:「高瀬さん、今週は日銀関係の資料がかなり多いですね。」
高瀬亮:「そうですね。ポイントは、全部を同じ資料として扱わないことです。7月会合の『議事要旨』と、9月会合の『主な意見』では、対象となる会合も資料の性格も違います。」
瀬戸陽斗:「そして10月1日は短観もあります。」
高瀬亮:「はい。さらに翌2日には米雇用統計があります。発表前に市場方向を決めつけるのではなく、“何時に何が出るのか”を先に確認しておくほうが整理しやすいですね。」
瀬戸陽斗:「数字だけじゃなくて、どの期間を対象にした数字なのかも確認したいですね。」
高瀬亮:「その通りです。特に雇用統計は前月分の改定が入ることもあります。見出しの数字だけではなく、内訳や改定も含めて公式発表を見ることが大切です。」
今週の経済確認ポイント
- 9月28日(月)日銀・7月30~31日会合の議事要旨 8:50 JST
- 9月29日(火)米JOLTS・8月分 10:00 ET予定
- 10月1日(木)日銀・9月17~18日会合「主な意見」8:50 JST、日銀短観・9月調査概要/要旨 8:50 JST
- 10月2日(金)米雇用統計・9月分 8:30 ET予定
6. やさしい生活・資産メモ|NISAの対象商品情報は最新の公式情報で確認

金融庁は9月24日、「つみたて投資枠対象商品の概要について」を更新しました。
金融庁の公式ページでは、つみたて投資枠対象商品の届出一覧と、対象商品の概要がそれぞれ公開されています。
ここで覚えておきたいのは、NISAという制度名だけを知っていても、具体的な対象商品を確認するときには最新の公式情報を見る必要があるということです。
柏木理乃:「NISAって、“制度を一度覚えたら終わり”という感じになりがちですよね。」
瀬戸陽斗:「制度や対象商品に関する資料は更新されます。ですから、実際に確認するときは、資料名だけでなく最終更新日を見る習慣をつけるといいですね。」
柏木理乃:「ランキングを見る前に、“そもそも公式ではどうなっているの?”を見るわけですね。」
瀬戸陽斗:「そうですね。ここでは特定の商品をおすすめするのではなく、制度の対象範囲を確認するときの基本として覚えておきましょう。」
7. トレーダーの休憩室|「あと1回だけ」が続く夜、区切りを先に決める

今回は、藤田悟先生と「終わるタイミング」について考えます。
取引画面や価格情報を見ていると、「これだけ確認したら終わろう」「あと少しだけ」と、予定より長く画面を見続けてしまうことがあります。
藤田悟:「今日は“集中する方法”ではなく、“終わるための区切り”を考えてみましょう。」
瀬戸陽斗:「これ、ありますね。終わろうと思ったのに、もう一度チャートを開いてしまう。」
藤田悟:「そこで、終わるかどうかをその瞬間の気分だけで決めるのではなく、あらかじめ区切りを作っておく方法があります。」
チェック1 終了時刻を先に決める
「眠くなったら終わる」ではなく、見る前に終了する時刻の目安を決めます。
チェック2 最後に確認するものを決める
終わる直前に次々と新しい情報を開くのではなく、「今日はここまで」とする範囲を決めます。
チェック3 感情が強いときほど延長しない
結果が気になっているときや、取り返したい気持ちが強いときは、予定していた区切りを変えたくなることがあります。
チェック4 画面を閉じた後の行動を用意する
飲み物を用意する、入浴する、本を読むなど、画面の次にすることをあらかじめ決めておくと、生活への切り替えを意識しやすくなります。

柏木理乃:「“今日は特別だから”が続くと、結局毎日特別になってしまいますね。」
藤田悟:「そうですね。ですから、自分が決めた区切りを一度守ってみることも、生活リズムを考えるうえで役立ちます。」
瀬戸陽斗:「“やめる”だけじゃなくて、“次に何をするか”まで決めるんですね。」
藤田悟:「はい。無理に完璧を目指す必要はありません。まずは自分がどんなときに区切りを延ばしやすいか、気づくところからで十分です。」
8. タイアンだより|9月限定キャンペーンは9月30日まで
最後はタイアンブリッジからのお知らせです。

タイアンブリッジでは、2026年9月1日から9月30日まで、「9月限定・無料 比較サービス・ポイントプレゼントキャンペーン」を案内しています。
対象は、キャンペーン期間中にタイアンブリッジの比較サービスを利用した方で、先着1,000名と案内されています。公開されているキャンペーンページでは、専用リンクの利用などポイント付与に所定の条件があること、定員に達した場合には期間内でも終了する場合があることも記載されています。
瀬戸陽斗:「9月30日までなので、今週が期間の最後ですね。」
柏木理乃:「キャンペーンを確認する場合は、期間だけでなく、対象や条件、最新のお知らせも公式ページで確認してください。」
クロージング

瀬戸陽斗:「では最後に、今週のポイントを3つだけ整理しましょう。」
柏木理乃:「1つ目。金融庁が9月25日に無登録業者情報を更新しました。ただし、“一覧にない=問題なし”という意味ではありません。」
瀬戸陽斗:「2つ目。今週は日銀の議事要旨、主な意見、短観など公式資料の公表が続きます。」
柏木理乃:「そして3つ目。10月2日には米国の9月雇用統計が予定されています。発表時刻と公式資料を確認しておきましょう。」
瀬戸陽斗:「ニュースを見るときも、サービスを確認するときも、“どこが発表した情報なのか”を一度見る。それだけでも情報の整理がしやすくなります。」
柏木理乃:「それでは、今週も無理のないペースで過ごしていきましょう。」
今週の主な公式スケジュール
| 日付 | 公表・予定 | 公式機関 |
|---|---|---|
| 9月28日 8:50 | 日銀・7月30~31日金融政策決定会合 議事要旨 | 日本銀行 |
| 9月29日 10:00 ET | 米JOLTS・8月分 | BLS |
| 9月30日 | 日銀・決済動向 8月分 | 日本銀行 |
| 9月30日 | タイアンブリッジ 9月キャンペーン期間最終日 | タイアンブリッジ |
| 10月1日 8:50 | 日銀・9月17~18日会合「主な意見」 | 日本銀行 |
| 10月1日 8:50 | 日銀短観・9月調査概要/要旨 | 日本銀行 |
| 10月2日 8:30 ET | 米雇用統計・9月分 | BLS |
※日銀の公表予定は9月25日更新の公式スケジュール、米統計はBLSの公式リリースカレンダーに基づいています。予定は変更される可能性があります。
出典・検証表
| No. | 公表・更新日 | 一次情報 | 本稿で確認した内容 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 2026年9月25日更新 | 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」 | 公表対象、更新日、掲載情報に関する注意事項 | 公式サイト |
| 2 | 2026年9月25日更新 | 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」 | 2026年9月掲載の事業者名、勧誘内容、国内/海外区分 | 公式サイト |
| 3 | 2024年6月28日更新(発行時点確認) | 金融庁「バイナリーオプション取引にあたってご注意ください!」 | 日本居住者向けBO提供と金融商品取引業登録に関する注意喚起 | 公式サイト |
| 4 | 2026年9月25日更新 | 日本銀行「公表予定」 | 9月28日~10月2日の金融政策・統計公表予定 | 公式サイト |
| 5 | 2026年9月24日更新 | 金融庁「つみたて投資枠対象商品」 | NISAつみたて投資枠対象商品の概要の更新日 | 公式サイト |
| 6 | 発行時点確認 | U.S. Bureau of Labor Statistics「Schedule of Releases for the Employment Situation」 | 2026年10月2日の9月雇用統計公表予定 | 公式サイト |
| 7 | 2026年9月1日公開 | タイアンブリッジ「9月限定・無料 比較サービス・ポイントプレゼントキャンペーン」 | 期間、対象、先着人数、注意事項 | 公式サイト |
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